引き渡し前に、実際の住戸に立ち入れる「新築一戸建て内覧会・新築マンション内覧会」。内覧会でしっかりお部屋のチェックをするために、あると便利なものをホームインスペクター(住宅診断士)がご紹介します。
内覧会当日にできる家具配置シミュレーション方法も一緒にご紹介します。
内覧会を控えている方は、内覧会のイメージをしながら、持ち物を準備してみてください!
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スリッパ
内覧会時、物件によってはまだ床が木屑などのホコリだらけということもありますので、念のため持参しておきましょう。
ただし、ルームクリーニング前ゆえに、固めの屑が落ちていると、スリッパで引きずって床に傷をつけてしまうというトラブルもありえます。着用前には必ず施工会社にスリッパを履いていいかの確認をしましょう。
懐中電灯(ライト)
お部屋を隅々までチェックする際に使います。床下や天井裏などの照明をつけていても薄暗いところを見るのに役立ちます。
また、日が当たりにくい部屋がある場合や雨天や曇天時には、仮設照明を部屋に取り付けてもらえるように予め施工会社に依頼しておきましょう。お部屋のチェックがしやすくなります。
間取り図の写し(最新で受領しているもの)
施工の都合により、天井の出っ張りやコンセントの位置などが建設中に間取り図に載っていた場所から変更になることがあります。しかし、単に位置を間違えてい たり、設置し忘れていたりすることなどもありますので、間取り図をもとに部屋をチェックして、何が違っているのかを確認し、異なった原因を質問してみま しょう。
踏み台
上部の収納戸棚の中がのぞける程度の高さの折り畳み式踏み台があると、扉の金具に付け忘れがないか、収納内部に大量のホコリが残っていないかなどがチェックできて便利です。
フェイスタオル
水やお湯を流し給水・排水機能のチェックを行う場合、周辺を濡らしてしまわないよう万が一を考えてすぐに拭けるようタオルを持っていきましょう。
なお、内覧会時には給水・排水はできるようになっているはずですが、「引き渡しまで器具を濡らさないでほしい」といった理由で水を流すことを施工会社に断られることもありますので、確認してからにしましょう。
カメラ・デジカメ
指摘した箇所がどこだったか思い出せるように撮影しておきます。
このとき、近づいた写真ばかり撮ると、手直し確認の再内覧会時に手直し箇所の場所がわからなくなります。周辺の窓やコンセントなど目印になるものが入るよう少し引いて撮影し、そのあとに事象がわかる接近写真を撮りましょう。
メジャー・マスキングテープ
採寸や家具配置のチェックは、お部屋の施工の確認や共用部分の見学など売主が予定しているスケジュールを全て終えてからします。
メジャーは伸ばしたままロックできるものが便利です。メジャーで家具の大きさを測ったところにマスキングテープでマークをつけると、家具の大きさを視覚的にイメージできるようになります。
部屋退出時にテープをはがすのを忘れないようにしてくださいね。
コピー用紙や新聞紙など
複数の家具の配置のシミュレーションは家具の大きさに合わせ、コピー用紙等の紙を置いていきます。
紙は床に広げて置くだけなので、手間がかかりにくくオススメです。
内覧会では、お部屋のチェックや家具配置のシミュレーションなどなんだかんだやることがたくさんあります。当日スムーズに実施できるように持ち物を準備しておきましょう。
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