新築、中古、戸建、マンション…どのような住まいを購入する場合でも気になるのは、最近話題のホームインスペクション(住宅診断)。インターネット上でもまだ情報が少なく、どんなサービスなの? 何を基準にどの業者を選べばいいの?がわかりにくいのではないでしょうか。
そこでホームインスペクションを行っている企業を徹底比較。
- 業界実績No.1 →さくら事務所
- 建築サポートを強みとする →A社
- 建物診断に強い設計事務所 →B社
- リフォーム、リノベーション会社 →C社
- 大手住宅メーカーグループのリフォーム会社 →D社
- 個人設計事務所 →E社
企業規模や母体サービスが異なる6社で検証し、ポイントを比較していきましょう。
目次
ポイント① ホームインスペクションの実績が豊富なのは?
ホームインスペクション(住宅診断)は、2018年4月の宅建業法改正で中古住宅取引の際には説明が義務化されたため、今後はサービスを行う企業が飛躍的に増えていくと予測されますが、現状ではまだサービスを行っている企業が多くはありません。
その中でもホームインスペクションの実績が豊富な企業は、安心できるポイントと言えるでしょう。中でも実績数でダントツなのは、国内で初めてホームインスペクションサービスをスタートしたパイオニアであり業界No.1のさくら事務所です。
さくら事務所は、国内におけるホームインスペクション普及のパイオニア的存在であり、これまでご依頼実績は業界No.1(累計60,000件超)、満足度98%(Google口コミ☆4.8)となっております。
企業理念の核でもある「第三者性・中立性」を保持しながら、建築・不動産・防災・マンション管理など、あらゆる難関資格を持つメンバーが連携、サービスご利用後にもあらゆる住まいのご相談に対応するための「永年アフターフォローサービス」もご用意。これから暮らす住まいの安心に加え、心強い建築士と末永いお付き合いをいただける内容です。
他にホームインスペクションの実績が公式ホームページに記載されていたのは、A社の年間約2000件というもの。累計の詳細は不明ですが、年間実績としてはかなりの件数と言えるでしょう。
ポイント② ホームインスペクター(住宅診断士)の顔が見える?
「どんなホームインスペクターがいるの?」
実際に担当してくれる人に関しては気になると思います。大手グループ以外では、ほぼインスペクターのプロフィールや資格、実績、顔写真などが紹介されています。B社では何人かの写真は掲載されていますが、詳しくプロフィールなどが記載されていません。個人設計事務所のE社では、インスペクターである代表のプロフィールのみ。
さくら事務所ではホームページからインスペクターを検索することができ、それぞれの資格・得意分野、目指すことなど詳細なプロフィールが掲載されています。
ポイント③ ホームインスペクター(住宅診断士)の質は?
A社、B社はホームインスペクターが「一級建築士」であることをうたっていますが、一級と二級は手掛けられる建物の範囲が異なる…という違いであり、住居に関しては二級建築士の方が得意であるケースも多く見られます。
A社、B社など複数の会社では、インスペクターの教育研修、定期的な勉強会も行っています。
特にさくら事務所は品質の証、国際基準のISO9001を個人向けホームインスペクション業界で初めて認証取得し、その基準に基づいた独自プログラムでインスペクター研修を行っています。豊富な実績を持つ現役のインスペクターによる研修や考査に合格した建築士だけがインスペクターとしてデビューしています。
さくら事務所は「インスペクターが空いていれば即日可」のスピード対応も特徴です。
ポイント④ 相場がわからない…各社の料金は?
各社の料金を比較しました。
A社が簡易プラン50,000円、標準プラン65,000円、B社が50,000円。
さくら事務所は60,000円ということからスタンダードプランの平均相場は60,000円前後と言えそうです。他は別途見積もりで明確な料金は表記されていません。
平均的な住宅診断の所要時間は3時間ほどですが、地元密着のリフォーム、リノベーション会社であるC社は30分~1時間でリフォーム前提の簡易的な住宅診断となっているようです。価格だけで比較するのではなく、検査の内容・項目とのコストパフォーマンスを加味して比較しましょう。
詳しくはこちらのホームインスペクション費用の相場はいくら?をご覧ください。
さくら事務所では独自のホームインスペクションとともに、「建物状況調査」「フラット35」「耐震診断」など、目的に合わせて不動産売買に必要な調査を一度で行うことも可能です。建物に関してはもちろん、マンション管理、マネープランなど、不動産のあらゆるお困りごとを総合的にサポート。永年アフターフォローも行っています。
ポイント⑤ 大手グループは安心?メディア掲載での信頼性は?
今回比較の6社の中で大手と言えるのは、大手住宅メーカーグループのリフォーム会社・D社ですが、やはり大手系の信頼感が強みであり、特に個別のホームインスペクター(住宅診断士)のプロフィールや資格、実績などは公表していないようです。
大手グループの一番のメリットは母体企業への信頼性、安心ですが、信頼性の高いメディアでよく紹介されている企業も会社規模でははかれない信頼性のバロメータとなります。
費用を払って掲載する広告ではなく、マスメディアに記事やニュースとして取り上げられ、インタビューされている会社はそれだけ信頼度が高いと言えます。また自費出版でなく、大手出版社から著書を出しているというのも信頼に値します。
A社は年に2回ほど建築業界紙で紹介されており、業界ではまずまずの定評があると言えるでしょう。
さくら事務所は多くの新聞・雑誌・テレビなどのマスメディア、業界紙、webメディアなどで紹介され、業界のパイオニアとしての信頼性を得ています。また第三者性を守り、中立・公正な不動産コンサルティングサービスを行う完全独立系の企業としても定評があります。
|
さくら |
A社 |
B社 |
C社 |
D社 |
実績 |
◎ |
○ |
記載なし |
記載なし |
記載なし |
規模 |
◎ |
△ |
△ |
△ |
▲ |
メディア掲載 |
◎ |
○ |
△ |
記載なし |
記載なし |
診断士紹介 |
◎ |
○ |
△ |
○ |
○ |
教育体制 |
◎ |
○ |
○ |
○ |
記載なし |
標準プラン 価格 |
60000円 |
65000円 |
50000円 |
別途見積 |
別途見積 |
ISO取得 |
◎ |
× |
× |
× |
× |
その他、業者選びの注意点について
格安事業者や無料事業者には要注意!
●新築の場合(特にマンション)
特に多い事例として、カーテン屋やフロアコーティング事業者など仲介と提携している業者が、自社の商品販売のために無料や格安で行うインスペクション営業には注意が必要です。
「建築士資格を持っているから」と安心して申し込みをしてしまう方も多いですが、実際は、ただの「調査屋さん」のような位置づけがほとんどであり、弊社のような厳しい研修をくぐりぬけたプロのインスペクターのように、いつ、どこに、どれくらいの修繕が必要か?そもそも修繕の必要があるか?など、建設的かつ中長期的な視点でのコンサルティング・アドバイスができることはあることは、ほぼないと言ってもよいでしょう。
●中古住宅の場合
仲介と提携しているリフォーム・シロアリ事業者についても同様のケースが多くあります。
こちらは無償でサービスを提供するわけではないですが、自社のリフォーム受注を目的として、お客様に中立的な意見を言わないケースが多々あり、本来リフォームをする必要がない個所にまで費用がかさんでしまうケースがあります。
特に訪問販売事業者などは詐欺の可能性もありますので要注意です。
売主側が行ったインスペクションにも注意が必要!
中古住宅取引において、「買主側のインスペクション」が当たり前とされるアメリカと異なり、日本では建物のコンディションを少しでもよく見せたい売主主導のインスペクションが多く、売主側で調査して問題なしとなっていても、実際は建物に大きな不具合が潜んでいることがあります。
主に以下の2つの理由があげられます
①調査範囲が最小限に設定されている
例えば、「本当に重要な不具合」が多く発見される床下・小屋裏の検査を意図的にしないことにより、床下部分に漏水した跡が見られていたり、小屋裏や床下にこそ隠れている建物に大きな影響のある雨漏りやシロアリなど事例は、過去弊社が調査した物件においても多数報告があがっております。
②インスペクション会社による「忖度」
上記の理由のほかに、売主側の仲介会社から案件を紹介してもらう目的でインスペクション会社が「忖度」するケースがあり、不具合を報告しなかったり、グレーなことを白と報告している場合も多くあります。
このような背景もあり、売主が提示する調査結果をそのまま鵜呑みにすることは危険でしょう。特に、中古住宅は傷んでいるのが当たり前ということを踏まえ、「劣化してます」とだけ簡単な報告をする業者を選ぶのではなく、いつ、どこに、どれくらいの修繕が必要か、中長期での建設的なアドバイスをしてくれる会社を選ぶことが重要と言えるでしょう。
お迷いの方は「業界No.1」のさくら事務所へ!経験年数20年以上のプロ集団が提供
さくら事務所は、国内におけるホームインスペクション普及のパイオニア的存在であり、これまでご依頼実績は業界No.1(累計60,000件超)、満足度98%(Google口コミ☆4.8)と非常に有り難い評価をいただいております。
非常に重要な観点である「第三者性・中立性」を保持しながら、建築・不動産・防災・マンション管理など、あらゆる難関資格を持つメンバーが連携、サービスご利用後にもあらゆる住まいのご相談に対応するための「永年アフターフォローサービス」もご用意。これから暮らす住まいの安心に加え、心強い建築士と末永いお付き合いをいただける内容となっております。
※ご依頼から概ね3日~1週間以内での調査実施が可能です。お急ぎの方は、まずはお問合せください!