東日本大震災から10年が経とうとしている今、改めて災害について対策を見直す重要性を感じている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
さくら事務所では、だいち災害リスク研究所の監修で災害の防止対策を今一度見直すことを目的とした「敷地と建物の災害リスク簡易診断リスト」を作成しました。
「敷地と建物の災害リスク簡易診断リスト」は「敷地」、「戸建て」「旧耐震マンション」の3つのカテゴリから全25項目で、1つでも当てはまったら要注意です。当てはまる数が多ければ多いほど、災害リスクが高まります。
ぜひ、ご自宅の災害防止対策を見直す機会にご活用ください。
敷地と建物の災害リスク簡易診断リストのダウンロードはこちら
「だいち災害リスク研究所」研究員による解説動画公開中!
敷地
- 周囲に水田・沼地・谷地はありますか?
- 周囲に古い家屋が密集し、敷地前の道路は車が2台並んで通れない幅ですか?
- 敷地から半径50m以内に海や川、池がありますか?
- 海や川との高さの差がほんどない敷地ですか?
- 海や川、沼を埋めた場所や、盛土造成地ですか?
※埋立地・大規模盛土造成を含む
- 高さ3m以上のがけ地、のり面に面した敷地ですか?
- 高さ1m以上の擁壁の上にありますか?
- 擁壁が亀裂や欠け、ふくらみはみられますか?
- 道路に面した古いブロック塀はありますか?
- 土砂災害警戒区域・特別警戒区域内ですか?
- 津波災害警戒区域・特別警戒区域内ですか?
戸建て
- 建てたのは1981年の5月以前ですか?
- いままでに大きな災害に見舞われたことはありますか?
※水害や火災、車の突入事故など - 増築をしたことがありますか?
- 建物が劣化したり腐ったり、シロアリの被害などはあますか?
- 間取りは長方形よもL字やT字など凹凸がある形状に近いですか?
- 1辺が4m以上の大きな吹き抜けがありますか?
- 2階外壁の真下に1階の外壁や室内の壁がありますか?
- 1階外壁で壁が全く無い方向がありますか?
- 和瓦・洋瓦など重い屋根葺き材ですか?
- 鉄筋コンクリートではない基礎、もしくは基礎の種類がわからない状況ですか?
旧耐震マンション
- 上下階で異なる構造になっていますか?
※1階が壁式構造、階が壁式構造、2階がラーメン構造など - 建物を上から見下ろすと、長方形よりもL字やT字など凹凸がある形状に近いですか?
- 建物が大きくセットバックしていますか?
※下階より上の方が小さくなっていく、など - 1階が住戸ではなく駐車場などピロティになっていますか?