※戸建の内覧会(注文・建売)に関してはこちらをご覧ください。
引渡し前に行われる新築マンションの内覧会では、壁紙やフローリングのキズや汚れの指摘に終始することなく、基本的なことから確認する必要があります。
契約時に頂いたパンフレットやプラン集(間取り図)を持参して、契約時の設計図通りにお部屋が完成しているか確認することが一つのポイントです。
例えば、扉の開き勝手がさかさまになっていないかどうか、予定通りの位置にコンセントが取付けられているか、扉や窓がしっかり動くか、天井に埋め込まれたダウンライトは設計図通りの位置に設置されているかどうかなど。
コンセントがしっかり固定されているかどうかとか、ビスの打ち忘れはないかどうかなど、かなり細かい部分についてもひとつひとつきちんと確認することが大切です。
また、不具合のなかには見た目だけでは分からない不具合というのもたくさんあります。
その見た目だけでは分からない代表的な不具合が床鳴り(歩行時の異音)です。
床鳴りは、床を歩いただけでギーコギコとすぐに音がして分かるときもあれば、少し踏み込んでみないと分からないときもありますので、内覧会のときには床を隅々まで踏み込んで確認することが大切です。
直すとなると床を一旦剥がすなどかなり大規模な修繕工事が必要になるケースもあります。
住んだ後になって不具合が見つかると、数日間生活が不自由になったり、場合によっては一時的な仮住まいが必要になりますので、なるべく引き渡し前の内覧会の際に見つけたい不具合です。
このように、新築マンションの内覧会では、「まさかそんなことないだろう」といった不具合が見つかるケースもありますので、ぜひ丁寧にお部屋を確認しましょう。
すでに最初の内覧会を終えられている方へは、再内覧会の立会い・同行も可能ですので、ご不安なことがありましたらお気軽にお問合せください。