待ちに待った新居での生活、とてもわくわくしますよね。
でもいざ入居すると、当然あると思っていたものが揃っておらず、バタバタすることも。
購入を決定した物件は、実際の生活を想定し自分で揃えるべきものを正確に把握したいですね。また検討中の物件は、これらの設置の有無を参考に購入の判断材料にするのもよいでしょう。
ついているもの、いないもの
一般的に、法律で決められている設置義務のあるもの以外の仕様は、売主さんや設計者さんの考え方により異なります。
生活に必要な多くのものは、物件によりさまざまなので、事前にご自分で確認することが大切になります。すでに完成している分譲住宅の場合、見学時にご自分で仕様確認をしてみましょう。
・ベランダの物干し金物
ほとんどのケースで取り付けられています。
・カーテンレール
ついているかは、まちまち。最近ではいろいろなデザインのものも出ています。
お部屋の雰囲気にあったものをご自身で選ぶのもいいかもしれません。
・洗濯機の防水パン
2階洗濯機の場合は漏水したことを考えて付けることも多いです。近年はドラムの形状も様々で、あらかじめ設置されていないケースも。
・エアコンのスリーブ(穴)
エアコンの付ける位置によるので、後から付ける場合が多いです。
しかし、壁と下地の防水紙に穴を開けることになるので、建築中にスリーブを付ける場合は雨水の浸入を考え、防水紙とスリーブの周囲を防水テープ等で施工するのなどの対策があらかじめとられています。
・エアコン用コンセント
後から付けるのは困難ですので、設置が想定されている箇所にはほぼついているでしょう。
以上のように、何が備わっているかは住宅により様々です。色々な分譲住宅を見学して確認をして比較するのもよいでしょう。
見えない部分もチェックしたい!そんなときはプロに相談
普通に見える箇所の確認も大事ですが、普通に生活している上では目に見えない床下や小屋裏などもできれば確認しておきたいもの。構造上の不具合やちょっとした施工不良が潜んでいることも。
建物の状態をよく確認して安心して新生活をスタートするには、ホームインスペクター(住宅診断士)に相談してみるのもよいでしょう。