中古マンション、管理の実態がわかる3つの書類

マンション管理中古マンション契約前、建物の状況を確認するためにインスペクションを活用する人が増えていますが、同様に管理状況をチェックすることでも「買ってはいけないマンション」は見分けることができます

購入時、仲介会社から管理組合の積立金残高や借入金の有無、修繕の履歴などが記載された重要事項説明書(重要事項調査報告書)が出されますが、実はそれだけでは十分とは言えません。

そこで、さくら事務所の「マンション管理度チェック」サービスから、「中古マンション購入前にチェックしておきたい3つの資料」をまとめました。購入するにしても、これらを知って入居するか知らずに入居するかでは大きな違いがあります。

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中古マンションの管理状態が一目でわかる!

さくら事務所のマンション管理度チェック

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①長期修繕計画

聞いてない!入居してすぐに多額の一時金徴収?

調べてみたら、実は長期修繕計画がない、というマンションもあります。これでは、積立金に根拠も妥当性もなく、「壊れたら直す」という場当たり的な修繕になってしまいます。中には購入直後に、工事のための一時金の徴収などの多額な負担を強いられる可能性があります。また、工事計画はあるけど資金計画はない、というあいまいなケースも。新築時から見直しがされていない長期修繕計画書も注意が必要です。工事費単価は時代により変動するため、国も数年に一度の見直しを進めていますが、定期的な見直しがされていない場合、いざ修繕工事というときに現状の単価との乖離で資金不足に陥り、こちらも予定外の一時金が徴収される可能性があります。

②議事録

騒音、ペット、住民間トラブル・・・。隠されたマンションの実情

議事録には、管理組合でどんなやりとりがされているかが記されています。それまでにマンション内で起きたトラブルなど、隠れたマンションの実情を読み取ることができます。とはいえ、中には、理事会がほとんど開催されていないなんてマンションも。管理組合・理事会が形骸化している証拠です。スラム化マンションへの道を歩み始めている可能性も。また、騒音やペット問題などの住民トラブルは、総会議事録に記載されていないことが多いため、可能であれば、理事会議事録の入手・確認もお勧めします。

③管理規約

民泊は?シェアハウスは?管理組合の意識の高さもわかる

民泊やシェアハウスなど、時代の変化で昨今のマンションの使い方も多様化しています。管理規約できちんと決められていますか?対策は取られていますか?入居後のトラブルを避けることはもちろん、最新事情を踏まえた規約改正がされているかどうかで、管理組合の意識の高さもチェックすることができます。長らく更新がされていないような管理組合は要注意。チェックの際は、かならず最新版をもらいましょう。当社でチェックサービスを実施したところ、管理会社から十数年も前の改訂されていない古いものを提出されていた・・・なんてケースも実際にありました。


いかがでしたでしょうか?

マンションは住まいであり、資産です。管理書類を見ないでマンションを買うのは、決算書を見ないで株を買うようなもの。 「知っていたら買わなかった」を防げるかどうかは、購入前のご自身のチェックにかかっています。

買ったら終わりではなく、買ってからいかに快適にそこで暮らせるか、それを前提にマンション購入をお考えいただくことをお勧めします。

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