新築マンション「2年間のアフターサービス」をフル活用するには

  • Update: 2020-10-30
新築マンション「2年間のアフターサービス」をフル活用するには

新築マンションを購入すると「アフターサービス」という契約のもと、不具合のあった箇所を無料で補修してもらえるというサービスがあります。販売業者の規定にもよりますが、一般的には、マンション専有部において「入居から2年まで」という期間が設けられています。
「新築を買って2年の間に不具合が起きるなんてあり得ない」と思われる方がほとんどかもしれませんが、いえいえ、そんなことはないのです。
物件の不具合と築年数の関係について調べた千葉大学の研究によると、「新築時の段階でおよそ30~40%は補修を検討すべき箇所が存在する」との結果が出ています。
この研究は戸建てを対象にしたものであり、マンションにおいてまったく同じ割合で不具合が発生するとは言い切れませんが、「新築時には完璧な状態で仕上がっているものだ」と考えるのは難しそうです。
実際、新築マンションでの不具合はそれなりの頻度で発生しています。
たとえば、「洗面台に溜めた水を流してもなかなかなくならないと思っていたら、工事中に誤った混入されたゴミが排水管の中に詰まっていた」、「なんとなく家中が臭いと感じていたら、実は収納の中や床下で排水管の接続部から水が漏れていた」といったことが起きているのです。

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売主は入居者が指摘した箇所しか修繕してくれない

アフターサービスは一般的に、期日の1カ月前くらいに売主が所有者にアンケート調査を行い、「所有者が指摘した部分のみ」を無料で補修するというもの。売主が物件を細かくチェックして修繕するというものではないため、所有者が気づかない不具合はそのまま放置されます。
つまり、物件の所有者には「物件の不具合をチェックする目」が求められるということなのです。
「そんなの無理!」という声が聞こえてきそうです。実際のところ、売主によるアンケート調査においても、「これは不具合かな?」と思ってもそれを指摘しないケースがしばしば。
前述の「洗面台に溜めた水を流してもなかなかなくならない」という現象には「入居した時からのことなので、こんなものかと思っていた」、「なんとなく家中が臭い」という現象には「浴室や洗面台の排水口の掃除が足りなかった」と自らを納得させ、売主には不具合として指摘しなかったのです。
ひょっとしたら、「物件を建てるプロに対して素人の自分が不具合を指摘するなんて…」という遠慮の気持ちもあるのかもしれませんね。
ところが、これらの現象をこのまま5年、10年と放置してしまうと、いずれ大きな不具合となります。そして、その時の修繕費用は…もちろん売主ではなく、入居者が持つことに。

不具合のチェックは、専門家によるホームインスペクションにおまかせ

入居から2年の間に不具合をしっかりチェックすることの必要性、おわかりいただけましたでしょうか。「物件の不具合をチェックする目」は、さくら事務所におまかせください。

さくら事務所では、「アフターサービス期限切れ前チェック」というサービスを行っています。
壁や天井の仕上がり(破損、はがれ、カビなど)、下地(変形、亀裂など)はもちろんのこと、床の仕上がりや床鳴りのチェック、建具の取付不良や作動不良など、アフターサービス規準書に則って、プロの目で点検を行い、一般には気づきにくい箇所の不具合なども余すところなく指摘いたします。
まずは「新築マンションにも不具合が発生する可能性がある」ということを理解してください。そして、不具合のチェックはプロの目を活用してください。
安心して長く暮らしていくためにも、アフターサービスの保証期間内に無料で直せるところは全て直してもらいましょう!