新築戸建が完成したら、新生活を迎えるための第一歩が内覧会(竣工検査)です。
新しい住まいでトラブルなく快適性に過ごすために、完成した戸建のポイントを確認、気になる点は交渉することも内覧会の目的のひとつです。
特に新築ラッシュのこの時期に、さくら事務所の相談者様から寄せられるのが「内覧会ってどんな服装をすればいいの?」といったご質問です。
年間多くの内覧会に立会い・同行を行うさくら事務所のホームインスペクター(住宅診断士)がおすすめする内覧会に適した服装を紹介します。
ポイント1 : 住む前の戸建はとにかく寒い…足元含めて防寒対策を!
さくら事務所のホームインスペクターがアドバイスする内覧会の服装として最も多いのが防寒対策。
「人が住む前の戸建の住まいは想像以上に寒いです。この時期はとにかく防寒対策ですね。外溝も見るので外に出られるような上着もですが、アウターは着ていても足元が寒いと大変ですね」
特にマンションに慣れている方は、住む前の戸建は「思った以上に寒い」という前提で足元を含めた防寒対策を万全にしましょう。
ポイント2 : 二重履きできる靴下を用意!
できればスリッパではなく靴下で内覧会に臨むのがおすすめです。
「床の仕上げやきしみ、傾きの有無などはスリッパではわかりにくいので、捨ててもいい靴下を二重履きにするのが良いと思います。靴下裏のカイロは防寒対策としてはいいのですが、足裏で床を確かめるという意味ではあまり向かないですね」
ポイント3 : かがんでもよい動きやすい服装を!女性はスカートよりパンツで
内覧会では床、洗面台やキッチンの下など、かがんで確認する箇所も多いので伸縮性のある動きやすい服装がおすすめ。階段の上り下りも行うので女性はスカートよりもパンツスタイルがベターです。
「女性の冬の服装では、ブーツはあまりおすすめしないですね。外溝を見たり中に入ったりと、ブーツだと着脱が大変かもしれません」
ポイント4 : 竣工お披露目であり、手続きもあるのでジャージは…?
動きやすい服装がベターではあるものの、内覧会は「竣工お披露目」という意味合いもあり、不動産会社との手続きも行う晴れの日。ジャージや部屋着よりは、適度に記念の日にふさわしい服装の方がよいかもしれませんね。
ポイント5 : 小さいお子様連れならブランケットを持参!
新築戸建では内覧会の一般的な所要時間は1~2時間。小さいお子様連れだと長時間になってしまいます。
「お子様が座る場所に敷ける厚手のバスタオルやブランケットがあると重宝するでしょう。あまり重いと持ち運ぶのに大変なので、かさばらない軽いものがいいですね」
もちろんお子様にも寒さ対策をお忘れなく!
お披露目の日だから、プロの建築士による住宅診断サービスもご検討を
内覧会では、動きやすく、適度に記念の日にふさわしい服装がおすすめです。
やっと完成した我が家の城。待ちに待ったお披露目にワクワクすることでしょう。
その記念とともに、快適な新生活のためにしっかりと気になる箇所を確認してクリアにする必要もあります。
さくら事務所では、建物に精通したホームインスペクターが客観的な立場から、また専門家の見地からご契約物件を調査を行う住宅診断サービスを提供しております