気に入った「土地」を見つけたら…契約前にチェックすべきポイント

  • Update: 2014-11-26
気に入った「土地」を見つけたら…契約前にチェックすべきポイント

今の時代、土地探しはまずはネットからという人も多いと思います。ネットを見てから仲介業者に問い合わせて、いざ、現地に行ってみると想像していたよりよかった土地、残念だと思う土地など、その印象はさまざまです。

土地を購入する時に特に注意したいのは、すぐに判子を押さずに、「契約前」に建物の図面を引いてもらうということです。高額な土地を買ってしまってから後悔してはもう遅い。今回は特に気をつけたい3つのポイントをご紹介します。

気に入った「土地」でもすぐに契約しない!

戸建て住宅のイメージ

仲介業者から土地を紹介され、現地を見学。この土地を検討する際も、朝、昼、夜と時間を分けて見学することや、近所の様子を調べること。ゴミ出しの場所、町内会の様子、子供がいれば学区、通学路などを調べることが大切ですが、「これでよし!」と思ってもすぐに契約するのはやめましょう。

仲介業者から紹介された土地が気に入ったら、その土地のレイアウトが描いてあるチラシをもらい、住宅展示場(建ててみたいと思うハウスメーカー)、または依頼したい建築士のところに、そのチラシを持っていき相談しましょう。

希望の間取りを伝えて、1枚目になる設計図を描いてもらう

新築住宅のダイニング

ハウスメーカー、もしくは設計士のところに土地のレイアウトを持っていったら、自分の希望を伝えましょう。例えば、1階はクルマ1台(車種)とバスルーム、洗面、納戸。2階は明るいリビングルームに子供部屋、夫婦の寝室といった具合に希望を伝えます。設計図を引いてもらうこと自体は、無料で出来るところが多いです。

土地と家だけじゃない見積もり

1枚目の設計図を引いてもらったら、土地以外でかかる金額の見積もりを出してもらいます。建築費はもちろん、諸費用も詳しく把握しておきましょう。建築士にお願いすると、まずは設計料がかかります。この中には、図面の製本や、模型作成の材料費なども含まれており、次に工事費(工務店に払う)があります。その他、土地の測量費、地盤調査費、場所に寄っては地盤改良工事費、外部給排水工事費がかかります。住宅メーカーに依頼する場合は、自社で施工する場合が多いので、設計料と建築費の詳細は分かれていないこともあります。

希望に近い土地に出会ったら、まずは一枚目の設計図を引いてもらうこと。家族が永く快適に暮らせる建物を建てるための土地ですから、焦らず、慌てず、納得の行く一戸建てを造っていきましょう。