梅雨におすすめのカビ対策5選!暮らしやすい住宅を購入しよう

  • Update: 2022-06-06
梅雨におすすめのカビ対策5選!暮らしやすい住宅を購入しよう

梅雨の時期になると湿気が高くなり、カビの繁殖が気になる人も多いのではないでしょうか。実際カビは高温多湿な環境を好むため、適切な対策を行っていなければ一気に繁殖します。

そこで今回は、梅雨におすすめのカビ対策を5つ紹介します。カビが生える条件や住まい選びのポイントも解説しているので、併せて参考にしてください。

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梅雨が原因?湿度が高くなる2つの理由

湿気が高くなる原因は梅雨だけではなく、以下のような理由も考えられます。

  • 空気が滞っている
  • 室内干しをする

近年建てられた日本の住宅は気密性が高いため、適切に換気をしないと湿気がこもりやすくなっています。空気が流れずに滞ってしまうと、カビが発生しやすくなるのです。特に、2003年より以前に建てられた住宅は、24時間換気システムが搭載されていないことから、意識的に換気を行わなければいけません。

また、換気が不十分な環境で室内干しをすれば湿気が高くなります。濡れた衣類や靴などから水分が蒸発されるため、必然とカビが発生しやすい状況になるでしょう。

梅雨に発生しやすい!カビが生える3つの条件

カビが生えやすい条件は、以下の3つの条件が揃ったときです。

  • 湿度が70%以上である
  • 温度が20℃台である
  • カビの餌となる養分がある

高温多湿である日本はカビが生えやすい環境です。特に梅雨は湿気がこもりやすく、カビの繁殖に注意しなければいけません。なかでも、3つの条件が揃った場合は、カビにとって心地良い環境であるため一気にカビが繁殖するでしょう。

湿度が70%を超えるとカビが繁殖し始めます。90%を超えてしまうと、急速に増殖し始めるので湿度管理を徹底することが大切です。

また、温度が20℃台になるとカビが発生しやすくなることから、温度管理も適切に行わなければいけません。低温である10℃台にコントロールすれば、カビの増殖スピードがゆっくりになります。

カビの養分である人間の皮脂や垢、毛髪などがあるとカビは繁殖します。小まめに掃除を行って、カビが繁殖しにくい環境を作ることも重要なポイントです。

梅雨も安心!カビにくい住まいを選ぶ際のチェックポイント4つ

カビにくい住宅を選ぶためには、以下の4つのポイントをチェックしましょう。

  • 半地下物件
  • 床下
  • 北側のサッシまわり
  • クローゼットや押し入れ

それぞれのチェックポイントを詳しく解説します。

半地下物件

半地下物件の購入を検討している場合は、適切なカビ対策が施されているか確認しましょう。半地下物件とはその名の通り、部屋の半分が地下にある物件のことです。

半地下物件は、地面を掘り下げて建てられていることから湿気が溜まりやすくなっています。そのため、建築基準法において地下空間を居室とするには、採光や通風のためにドライエリア(地下室に開口部を設けるために作られたバルコニーのようなもの)の設置が定められているのです。

しかし、ドライエリアがあるからといってカビが繁殖しないわけではありません。ドライエリアの周辺には緑があって湿気がたまりやすい場合もあり、確実に換気ができるとは限らないからです。

半地下物件を内覧する場合は、適切な換気が行われているのかチェックしておくことが大切です。

床下

カビにくい住まいを見つけるためには、床下もチェックしましょう。床下でカビが発生する原因として、設備からの漏水が考えられます。例えば、給排水感から水漏れすると床下に水たまりができ、一気にカビが繁殖してしまいます。

また、都心部では住宅の基礎を低くする傾向があるため、雨水や地面の湿気が溜まりやすくなっているのです。そのため、知らず知らずのうちに湿気がこもり、カビが繁殖してしまうこともあるでしょう。

床下は普段生活の中で目にする機会が少ない場所であることから、カビが繁殖しても気付きにくいのが特徴です。床下で繁殖したカビは住宅の木造部分を腐食させたり、シロアリを誘引したりする原因ともなり、住宅の耐久性に影響を及ぼします。

住まいを購入する際は、カビが繁殖しにくい造りになっていないかを事前にチェックしておくことがおすすめです。

北側のサッシまわり

カビにくい住まいを選ぶためには、北側のサッシまわりも確認しておくことが重要です。北側は住まいの中でもカビが発生しやすい部分です。特にサッシまわりは結露によって黒く変色したり、シミができたりすることもあります。

サッシまわりにできたカビは、梅雨の湿気ではなく外気温との差で生じる結露が原因です。断熱性の低い住まいでは結露が発生しやすくなるため、サッシまわりにカビが生えていることも多いでしょう。

さらに、サッシ部分は掃除がしにくい箇所でもあるため、カビの養分となる埃が溜まりやすくなっています。北側のサッシまわりにカビが繁殖している物件を見つけたら、住まいの断熱性もチェックしてください。

クローゼットや押し入れ

カビにくい住まいを見つけるためには、クローゼットや押し入れも確認しましょう。クローゼットや押し入れといった収納部分は住まいの中でも空気が滞りやすく、カビが繁殖しやすい場所です。なかでも、北側の壁面に収納スペースがある場合はよく確認しておかなければいけません。

収納部分をチェックする際は、カビ臭さがないかを確認しましょう。カビが繁殖しやすい環境だと、臭いがこもっている可能性があります。

梅雨までに対策!カビを発生させない暮らし方5選

カビを発生させないためには、さまざまな対策を講じるのがおすすめです。なかでも、おすすめは以下の5つです。

  • 換気を心掛ける
  • 小まめに掃除する
  • 空気の流れを良くする
  • 除湿する
  • 家具の配置場所を考慮する

それぞれのポイントをチェックしましょう。

換気を心掛ける

カビを発生させないためには、換気を心掛けることが大切です。空気が滞ってしまうとカビが発生しやすくなるため、基本的には24時間換気するのがいいでしょう。2003年以降に建てられた住宅には、24時間空気を循環できる「24時間換気システム」という機械設備の設置が義務付けられています。

すべての開口部を塞いでも設備が24時間換気してくれるため、空気が滞りにくい造りになっています。しかし、2003年より以前に建てられた住宅には設備がないこともあり、意識的に換気することが重要です。

例えば、気温調節や花粉対策などで窓を閉め切ってしまうと気密性が高くなり、カビが発生しやすくなるため、空気の流れを考慮しながら湿気を溜めない工夫が必要です。

小まめに掃除する

カビを予防するためには、小まめに掃除を行うことも大切なポイントです。埃をはじめとする汚れを放置していると、ますますカビが繁殖しやすくなります。

そのため、汚れが溜まりやすい場所は小まめに掃除を行い、カビが繁殖しにくい環境を作ることが大切です。例えば、先ほど紹介したサッシまわりも小まめに掃除をして、埃を排除しておくことでカビが発生しにくくなります。

物件を選ぶ際は掃除しやすい形状・仕様になっているかも確認しておくと、より暮らしやすい環境になるでしょう。

空気の流れを良くする

カビの繁殖を防ぐためには、空気の流れを良くしましょう。先述したとおり、クローゼットや押し入れといった収納場所では、空気の流れを起こしにくく湿気がこもります。そのため、カビが生えないように意識的に空気が流れやすい環境を作ることが大切です。空気の循環を良くするためのポイントは、以下の3つです。

  • 収納場所の8割程度の物を収納する(物を詰め込まずに隙間を作る)
  • 扇風機や除湿器などを利用して、換気を意識する
  • 小まめに掃除を行い、カビの養分となる埃を溜め込まない

物を収納する場合、壁から離しておくだけでも空気の流れが良くなります。棚の部分にすのこを敷いておけば、下にも空気の通り道ができるでしょう。収納場所の扉を開けておくだけでも、空気の流れは良くなるためおすすめです。

除湿する

カビの繁殖を抑えるためには、除湿するのも重要です。除湿には窓を開けることが大切と考える人も多いかもしれませんが、外の湿度が高ければ室内に湿気が入ってきてしまい、多湿の原因になります。

基本的に窓は天気の良いときだけ解放しておき、雨が降った時は閉めるようにしましょう。閉め切った場合は扇風機や除湿器を活用することで、カビ対策を行うのが理想です。

壁から数センチ離れた場所に家具を設置

カビが繁殖しにくい環境を作るためには、家具の配置場所も考慮しましょう。家具の裏側は空気の流れが悪くなりやすいため、湿気がこもりやすくカビが好む環境ができやすくなっています。

そのため、少しでも空気の流れが良くなるように、壁から数センチ離れた場所に家具を設置するのがおすすめです。

まとめ

カビは湿気が高かったり、餌となる養分があったりすれば繁殖します。そのため梅雨の時期だけではなく、1年を通してカビ対策を行う必要があるでしょう。

中古戸建てを購入する前は、必ずカビが生えていないかを確認しておくことが重要です。事前に床下や水回りの設備に水漏れがないかをインスペクション(住宅診断)しておくことで、暮らしやすい住まいを見つけられます。

さくら事務所は、精鋭ホームインスペクター(住宅診断士)が客観的なアドバイスを行っています。お気軽にご相談ください。