一戸建て工事中はこんな施工不良に要注意!

せっかくマイホームを新築したものの、完成後に不具合に気づきがっかり…という話が後を絶ちません。内装や設備に関する部分だけではなく、中には土台が基礎からずれているといった建築基準法に違反する重大な不具合も見受けられます。一戸建て完成後は土台や躯体などの構造は大部分が隠れるため問題が見つけにくくなるのと同時に、構造以外の部分にも問題が生じている可能性も考えられます。

もし工事中に不具合が発見されれば、通常は迅速に対処されるもの。つまり、完成後の不具合は現場の管理や検査体制が不十分なことが原因と言えるのです。大手の住宅会社ほど検査体制が整っていますが、不具合を見落とすことはないとは限りません。系列会社による検査で判断が甘くなりがちなケースも見られます。

では一戸建て工事中に不具合がきちんと発見されるためにはどうしたらよいのでしょう。有効な対策、それは第三者の立場から検査や提案を行う調査会社に依頼すること。高度なスキルを持つのはもちろんのこと、買い主の利益を配慮して解決策を提案するスタンスの調査会社が理想的と言えます。

では工事中にのみ調査で確認でき改善可能な不具合とは具体的にどんなものなのか、その例をまとめたいと思います。

 

工事中にのみ確認可能な不具合の例

■基礎工事

ホールダウン用アンカーボルトは地震の揺れを受けて建物が傾き、柱が基礎から抜けるのを防ぐ重要な金物。ところが、位置が正確ではなかったり、設置されていないケースも。下の写真は必要な位置に設置されていなかった例です。コンクリート打設前の検査でわかれば、アンカーボルトを追加できます。

1 HDアンカー未設置

■躯体工事

地震や風圧などによる建物の変形を防ぐ筋交いは、必要に応じて2本の材を交差させて設置します。写真のように、材が1本のみでは揺れに対応する十分な強度が発揮できません。次の工程に進む前に気付けば、もう1本加え強度を確保することが可能です。

3 筋交いなし

■防水工事

建物の外装材が割れたり、仕上げ材の継ぎ目に施されているシーリング材が劣化しても防水紙が施工してあれば雨水の構造への浸入を防ぎます。写真のように配管周りやサッシの周囲に適切に施工されていないと、雨水が防水紙の隙間から入り構造を傷めることも。

6 サッシ周り防水処理不具合 7 配管貫通部防水処理

 

■断熱工事

建物の断熱性能を確保するためには、建物を断熱材ですっぽり包むのが基本。ところが、筋交いや配管の周囲などで断熱材の施工時に隙間ができるケースが。隙間があると断熱性能が低下するほか、壁内に結露が生じてカビが生えた結果、健康に害を及ぼすケースも報告されています。

8 断熱材スキマ社内検査はあるけど、どうしても安心してお任せしきれない・・・自分でチェックするには限度がある・・・というお客様のお声もよく頂きます。工事中の現場に不安を感じる方は、第三者による現場検査サービスの活用もぜひご検討ください。

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