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梅雨シーズン到来!ホームインスペクター(住宅診断士)が解説『No! カビ対策』とは!?~カビと同居しない住まいかた編~

  • Update: 2020-06-26
梅雨シーズン到来!ホームインスペクター(住宅診断士)が解説『No! カビ対策』とは!?~カビと同居しない住まいかた編~

いよいよ梅雨本番!
前回のコラム「梅雨シーズン到来!ホームインスペクター(住宅診断士)が解説『No! カビ対策』とは!? ~購入前チェック編~」では、新しいお住まいを購入、または建築する方々に向けて、カビ発生・繁殖の観点で購入前に気をつけるべきチェックポイントをお届けしました。
今回は、さくら事務所のホームインスペクター(住宅診断士)が「住まい方が原因となるカビ」の注意点を解説。現在お住まいの住宅で「カビ」にお困りの方、必読です。

カビと同居しない住まいかた① まずは「24時間換気」を上手に使って!


カビは空気が滞留するところに発生します。そこでカビ対策に最も重要なこと、それは「換気」です。換気をして、なるべく室内の空気を動かしてあげることを意識しましょう。
以前、さくら事務所のコラム「【新型コロナ感染拡大防止を目指すコラム】3つの「密」の「密閉空間」に関わる正しい換気法とは」でもお伝えしましたが、2003年以降に建てられた住宅には「24時間換気」の機械設備設置が全ての住宅に義務づけられ、「全ての開口部を閉めても24時間換気システムで機械が換気してくれる」ことになっています。
しかし、暑い、寒い、花粉やホコリが入る…… などの理由で24時間換気を止めてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
正しい換気のことを考えると「24時間換気」は、24時間付けっぱなしが基本です。
「換気は窓を開けるのが1番!」と1箇所だけ窓を開けると、途端に24時間換気システムの効率が下がり、換気がほとんどできない場所ができてしまうこともあります。
また、梅雨のような湿度の高い時期は、外から湿気が入り込み、カビの大好物空間を作り出してしまいます。
カビ対策を考えると、窓は「天気が良ければ開ける、雨が降ったら閉める」を基本ルールとし、湿度の高い日は窓を閉めて除湿機を使ったり、換気扇を回すなど空気を積極的に動かしてください。

カビと同居しない住まいかた② カビの大好物を徹底的に取り上げる「掃除」!

空気を動かしてカビの発生を抑えるとともに大切なことは、カビの栄養分「食品の食べかす・ほこり・汚れ・ダニ」を極力減らすこと、そう「掃除」です。さくら事務所のホームインスペクターに聞くと、湿気とほこりが溜まりやすいところの代表格は「窓枠」。窓ガラスを拭くだけでなく、窓枠もこまめに掃除をした方が良いと言えます。
また、中古戸建や中古マンションの調査・点検では「設備」にもカビが繁殖しているのをよく見かけるそうです。例えば、食器洗い乾燥機や魚焼きグリルなどのキッチン設備。エアコンの吹き出し口や浴室暖房乾燥器なども、こまめな掃除をすることでカビの発生を抑えることができます。
これだけ掃除が必要なのであれば、住宅購入時に「掃除のしやすさ」も視野に入れて、設備や収納などのオプションを選んでも良いかもしれません。

カビと同居しない住まいかた③ 衣類・布団には「空気の流れ」を確保!


前回のコラム「梅雨シーズン到来!ホームインスペクター(住宅診断士)が解説『No! カビ対策』とは!? ~購入前チェック編~」のチェックポイント④「クローゼット・押し入れも要注意!」でも書きましたが、収納場所をカビさせないためのポイントは「収納内に空気の通り道を作ってあげること」です。そしてその対策をした上で、例えば衣類のハンガーとハンガーの間隔を時々空けて空気を流す、布団は万年床にせず押し入れにしっかりしまう、など「空気を流す」ことを気にかけてあげれば完璧です!


2回に分けて、さくら事務所のホームインスペクターが考える「No! カビ対策」をお届けしました。ご参考になりましたでしょうか?
住宅購入時に換気計画や漏水などの不備がないか知りたい、また、お住まいのカビの原因に設備漏水や雨漏りなど大きな原因が隠れていないか調べたい、などご心配な場合は専門家にご相談いただくと良いかもしれません。