2026年06月15日

監修者:横山 芳春
さくら事務所 地盤・防災コンサルタント
地盤と宅地の防災を専門としており、災害が起きた際には速やかに被災地入りして被害調査を行ってきた経験から、想定外を起こさない立地・住宅の災害リスク評価、診断、備えのポイントを伝えることを目指しています。
広島土砂災害、熊本地震、北海道胆振東部地震等では発生当日又は翌朝に現地入りして現地調査・メディア対応を実施。
防災に関するコラム執筆、現地またはスタジオから報道解説も対応(NHKスペシャル、ワールドビジネスサテライト等に出演)する地盤と防災のプロフェッショナル。
地震災害、地盤災害(陥没など)、豪雨災害など、取材・報道対応も行う。
冠水・内水氾濫した場所を通る際の注意点まとめ 実際に浸水した地点のリスクを動画で解説

この記事はプロのホームインスペクターが監修しています


そのような冠水地点を、やむを得ず通る必要がある人々は自転車で、また徒歩で足早に通り抜けていました。このような光景は、冠水している地点を写す報道映像でもよく目にすると思いますが、これはときに非常に危険なことがあるといえます。
それは、足元がどうなっているかわからないことです。道路脇では側溝などと道路との区別がつかずに落下してしまう場合や、同じく歩道と車道の境目が見えない場合、障害物や落としていった落下物などがあることが想定されます。道路の脇は側溝・溝があることがあるので、特によく知らない道を通行の際は道路の端を避けるといいでしょう。車でも、通行する際や冠水地点を切り返す際に、上から見えない側溝に脱輪することが考えらえます。
さらに冠水時に特有な危険性として、大雨が降ると下水管内の排水の圧力でマンホールのふたが飛んで外れてしまうケースがあります。鉄(ダクタイル鋳鉄)製で40~100㎏もされるマンホールが飛ぶと非常に危険です。最悪の場合は蓋が外れているマンホールに落とし穴のように落下することがあります。そこまでいかなくとも、マンホールの穴から水が噴き出してくる場合や、隙間ができて水が大量に流出、また吸い込まれていくことや足を取られることに注意が必要です。
下の動画ではやや水位が低くなっているときのもので、渦を巻いて水が飲みこまれることでマンホールがあることがわかります。しかし、水位が高い状態で水の吐き出しや吸い込みがないと、全く気付かないこともあります。側溝であれば道路の脇を歩かないことで回避できますが、マンホールは道路の真ん中などにあることもあり、歩きなれていてもどこにマンホールがあったかは覚えていないでしょう。
マンホールのふたは、近年では安全対策は進んでおり、豪雨時にも圧力で外れにくいものに更新が進んでいます。しかし、一般社団法人日本グラウンドマンホール工業会の
今回の範囲では確認できませんでしたが、このほかの注意点としては下記のようなことがあります。





















