いいマンションを見分けるための5つのポイント

  • Update: 2015-07-21
いいマンションを見分けるための5つのポイント
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さくら事務所 編集部

立地・環境・マンションの計画がマッチしているか

条件

ポイント

(1)計画に無理がない

沿線特性、周辺環境、敷地の大きさや形状によって、マンションの計画は異なる

(2)混在マンションではない

マンションの全体の半分が億ションで価格も倍開いているような場合やワンルームとファミリータイプが混在しているマンション

(3)スケルトン・インフィルの発想を

取り入れている

マンションは適切に手入れをしながら長く住むのが合理的なため、躯体(スケルトン)は丈夫で内装など(インフィル)は柔軟に変更できる方が望ましい

(4)スラブ階高が2800mm以上ある

スラブ階高は将来の可変性などに影響するため、最低でも2800mm以上、できれば2900mm以上

(5)一定の利回りが見込める

あらかじめ転勤などのリスクが発生した時を想定し、「いくらで貸せるか」を確認し、想定される賃料でローンが十分に賄えることが望ましい

沿線特性、周辺環境、敷地の大きさなどによって、マンションのコンセプト、建物形状、間取り、共用施設などは異なります。しかし、実際にはどこも同じ印象のマンションが目につきます。

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これは売主が大手・中小を問わず共通しています。購入者の方には「大手ならいいマンションをつくるはず」という漠然とした考えを持っている人も多いと思いますが、必ずしもそうとは言い切れないことも。

逆にあまり知られていない中小が素晴らしいマンションをつくっていることもあります。先入観を持たず、自分にあったマンションかどうかチェックすることが重要です。

そして、立地環境に関連して、騒音・振動・大気汚染・臭気・治安・浸水・地盤などに問題や不安な点がないことも当然ポイントとなります。

建物はどこを見る?

移住性の面からは混在マンションではないことが挙げられます。

購入者の考え方やライフスタイルは千差万別ですが、一般的には同じマンションに億ションと普通のファミリーマンションがあるとすると、住む人の意識にギャップが生じます。

あるマンションでは、億ションの購入者が「駐車場で自分のベンツの隣にカローラが止まっているのが許せない」という理由で解約した例がありました。

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すべての億ションの住人がそうではないですが、意外に些細なことが原因でもトラブルには発展します。

また、建物についてはスケルトン・インフィル(SI)の発想が大事です。

スケルトン(構造躯体)をしっかりつくっておけば耐震性や耐久性に優れます。インフィル(内装・配管類)はメンテナンスがしやすく、ライフサイクルに合わせて柔軟に変えられることが重要です。

建物のレベルを判断する重要な目安としてスラブ階高があります。

ある階のコンクリートの床面から上階のコンクリート床面までの高さのことであり、室内の天井高とは違います。

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また、「いくらで貸せるのか」もチェックしましょう!

転勤・リストラ・減給など不測の事態がいつ起こるかわかりません。何かあった時にローンの返済に見合う賃料で貸せれば、リスクヘッジになります。賃料の利回りが高いマンションは家計にとっていいマンションだといえます。

ここで挙げた5つのポイントはほんの一例ですが、マンションを購入される際はご参考にしてください!