※戸建の内覧会(注文・建売)に関してはこちらをご覧ください。
マンション内覧会の際は、出来上がったばっかりの綺麗なお部屋にわくわくしてしまい、チェックしたほうがよい箇所を見落としがち。事前にしっかりとチェックできるよう備えておきたいものです。
そこで今回はマンション内覧会の簡単チェック方法をホームインスペクター(住宅診断士)が伝授します。
(傷や汚れについてはこちらを参考にしてくださいね。)
1.室内に入ると設備等に関する説明を聞くことになりますので、はやる気持ちを抑えてまずは説明を聞きましょう。
詳しい「新築マンション内覧会の手順」はこちら
2.説明を聞き終わったららいよいよ、おまちかねチェックの開始です。
さくら事務所のインスペクターが実際に使用しているチェックシートをぜひご活用ください。
【自分でもできる!チェックシートを活用した簡単チェック方法】
※新築マンション内覧会チェックリスト・チェックシート (PDF)
3.目視する
目視で「おかしいな?」と思ったら、指摘をしてみましょう。特に隙間ひび割れ等は確認をしておきたいところ。補習をする必要があるかの判断基準はなく、感 覚であるため直すのかやめたほうがいいのかなど、施工者の方と意見が合わない場合も。そうならないためには、下の『実は重要な・・・』をご覧下さい。
(※傷や汚れについてはこちらを参考にしてくださいね。)
4.比較する
図面とお部屋を比較します。ポイントは、ドアの開く方向のチェック、コンセントの位置などを実際の仕上がりと図面の比較することです。相違箇所が発見された場合は指摘をしましょう。基本的にはあり得ない間違いなので真摯にご対応いただけるでしょう。
5.動かす
窓、ドア、棚、換気扇、給水給湯など何でも動くものはすべて動かしましょう。こちらも判断基準として「感覚的におかしい」と思ったら指摘をしましょう。
例えば、
・窓やドアは、重いと感じる、異音がする
・棚は、ガタツキ
・換気扇は動作と異音
・給水給湯は水量に問題ないか・・・など
シャワーホースも動かしてみましょう。根元まで収納したら必ず下も覗いてチェック!
6.歩きまわる
床の水平や床鳴りをチェック。とにかく端から端まで歩きまわりましょう。床を少し踏み込んでみないとわからないこともありますので、しっかりと踏み込んで確認することが大切です。
【まとめ】
内覧時に「おかしいな?」と感じるということは、引越し後の生活においても支障となるケースが多いため、確認するべきポイントは事前に押さえてから内覧会に臨みましょう!
簡単にご紹介させていただきましたが、「自分でやってしまおう!」という方はチェレンジしてみてくださいね。
上の写真ではユニットバスの天井裏をチェックしているところ。
「どこをどうチェックしたらいいのかわからない!」という場合は、お気軽にホームインスペクター(住宅診断士)にお問合せください。再内覧会もしくは入居後でも大丈夫です!
【注意】「さくら事務所」と名乗り、新築マンション内覧会立会いなどを請け負う人物にご注意ください。詳細はこちら