【建売住宅】購入時に見分けたい、3つのチェックポイントと、ホームインスペクション

  • Update: 2020-09-26
【建売住宅】購入時に見分けたい、3つのチェックポイントと、ホームインスペクション

さくら事務所に日々寄せられるお問い合わせに「建売住宅もホームインスペクションできますか?」というご質問がございます。答えは「もちろん、できます!」
建売住宅も、インスペクションしておりますので、是非ご利用くださいませ。
今回は、建売住宅と、注文住宅の違いに始まり、建売住宅で後悔しがちな点や建売住宅購入時のチェックポイントの解説を行い、インスペクションの必要性について考えます。

建売住宅と注文住宅の違い

建売住宅は文字通り、「建てて売る住宅」。完成品として販売されています。
一方、注文住宅は、購入者が自分の意志で建築した住宅です。両者の一番の違いは、購入者や所有者の意向が反映されているか、という点にあります。
注文住宅は、家族構成や家に対する考え方を反映させやすいのです。一方で建売住宅は住宅メーカーがターゲットとなる家族構成を推測し、使いやすい間取りや設備を設置しています。

建売住宅のメリット

建売住宅のメリットは、手軽さと安さにあります。建売住宅は、完成した状態で販売されているので購入後すぐにでも入居可能です。建物が建築されるのを待っている必要はありません。
建物の間取り、設備、内装をすべて自分で決定するのは意外に大変です。この点も、住宅メーカーが選定してくれます。
結果として、同じ間取りであれば、注文住宅よりも建売住宅のほうが価格は割安です。建物にそこまでこだわりがない、なるべく手間をかけたくない人には建売住宅は最適の住宅になります。

建売住宅で後悔しがちな4つのポイント

建売住宅とは、住宅メーカーが想定した顧客のニーズに合うように建築された住宅です。どうしても最大公約数的にならざるを得ず、不満な点や、後悔する点が発生します。建売住宅の購入者がどんな点に不満を持ち、後悔しているか見ていきましょう。

間取りや物置の位置

間取りや、物置の位置は、いったん建築してしまうと、変更がききません。建売住宅は、個々の家族の事情までは反映できていないものです。「もう一部屋ほしかった」、「この押入れはもっと広いほうがよかった・・・」といった、後悔や不満はつきものです。こういった不満は、実は、注文住宅でも多いものです。まして自分の意見が反映されていない建売住宅ではなおさらです起こりうることです。

設備や内装

一般に建売住宅の設備や内装は、注文住宅よりもグレードの低いものが採用されています。これはコストの観点から、致し方ないでしょう。狭いキッチン、エコノミーグレードの壁紙、バスルームも必要最低限。これが建売住宅のイメージです。企業努力でキッチンも広めのものを、バスルームも大きめのものが入るようにはなってきたものの、メーカーによっては物足りない部分もあります。

外壁の劣化が早い

光触媒や汚れにくい外壁が登場しました。最近はこうした高機能な外壁を建売住宅で導入している事例もあります。ただ、建売住宅の中には、早い時期から外壁が汚れはじめ、早い段階で外壁塗装のし直しを余儀なくされている住宅もあります。これは建築時に外壁の種類を安いものにしたことが原因です。安い外壁は、新築時はきれいでも、コストを押さえた結果、劣化が早いため、かえってお金がかかるケースもあります。

不具合が後から発見されることも

壁の中の断熱材が脱落していた、床下がゴミだらけだった、といった、見えない部分の不具合や、雑な仕事ぶりが見つかることがあります。建売住宅は、完成品の販売です。見えない部分は手を抜いてしまうメーカーもあります。こうした箇所は購入後、時間が経ってから発見されることがあり、泣き寝入りしやすいものです。

以上のように、4つのポイントをお伝えしましたが、これらの要素を飲み込んでもいいほど、他にメリットがあり、気に入った建売住宅である、ということであれば、買主にとってお得に家を買える、絶好の機会と言えるでしょう。

建売住宅購入時に見分けたい、3つのチェックポイント


新築時の建売住宅はとてもきれいな状態です。しかし、住宅をチェックし、是正をしてもらう機会は、購入時しかありません。もっと言えば、引き渡し前に指摘事項を伝えないと、対応してもらえない場合もあります。建売住宅購入時のチェックポイントについてみていきましょう。どれも重要なポイントです。

床下や天井裏

普段は、床下や天井裏をのぞくことはありません。ですが、購入時にはかならず確認しましょう。床下の断熱材が脱落していることもあります。天井裏で雨漏りしているかもしれません。壁の内部は見えないですが、床下や天井裏は建物を支える躯体部分が見える数少ない場所です。こうしたところをチェックすることで、その住宅メーカーの仕事ぶりを垣間見ることができます。

建具

扉やドアを建具といいます。この建具は、購入時にすべて開閉してみましょう。建具は微妙なバランスの上に成り立っています。わずかなズレでもドアが勝手に開閉してしまうおそれもあるのです。玄関扉から始まり、キッチンの引き出し、物置の扉にいたるまで、すべて開閉してチェックしましょう。場合によっては、その場で修繕を依頼することも考えましょう。

給排水

ウソのような話ですが、水道を流したら排水管が外れていて床や床下が水浸しになった、という事例もあります。実は、引き渡し前の段階では水道やガスが使えないことも。引き渡し前のチェックができない場合もあるのです。バスのお湯張りができなかった、台所ではお湯が出なかったという事例もあります。引き渡し前のチェックが望ましいものの、やむを得ない場合は引き渡し後、すぐに給排水設備を確認しましょう。

建売住宅もホームインスペクションを!


以上より、建売住宅におけるホームインスペクションの必要性は高いといえます。買主は建売住宅の建築中の状況を確認していません。壁の中がどうなっているのか、断熱材はきちんと施工されているのか、知る由がありません。これからの毎日を送るマイホームは、安心して長く住めるマイホームでなければなりません。その安心をホームインスペクションは提供することができるのです。